アメリカ学生ビザの種類や条件、気をつけること

海外での長期留学を通して、しっかりと英語を身につけたいという方にとって、必要不可欠なのが学生ビザです。

アメリカの場合、90日を超える通学には学生ビザが必須となります。

また、90日以下の短期留学でも、時間が許す限り授業を取りたいという方は学生ビザを申請することでフルタイム(週に18時間以上)のプログラムに参加可能です。

アメリカ学生ビザの種類(F-1とM-1)

学生ビザにはいくつか種類があり、なかでもFビザと呼ばれるのが学生ビザです。大学や語学学校のプログラムを受講する生徒に発給されます。

Mビザと呼ばれる専門学校へ通う生徒に発給されるビザも学生ビザに分類されます。

ビザは入国の際に提示するパーミッション(許可証)となります。

Fビザ、Mビザの学生が留学先に家族を同行する場合、同行家族学生ビザ(F-2またはM-2)の申請が必要です。

アメリカ学生ビザの条件

学生ビザで滞在できる期間

学生として米国に滞在する際には必ず申請が必要になります。

パートタイムで短期留学の生徒はパートタイムの受講となりますので、通学は観光の一環となり申請の必要はありません。

90日以内でもフルタイムの授業を受ける生徒は観光ではなく、学生として滞在するという扱いになりますので、学生ビザの取得が必要です。

学生ビザが発給された場合、91日以上最長で5年間の滞在が可能です。

学生ビザの条件を満たさないと違法滞在になることも

必ず学校で週18時間以上のフルタイムプログラムに参加することと、学校在籍の証明となる有効なI-20(入学許可書)を常に保持している必要があります。

ビザの有効期限が切れていなくても、I-20が有効でなければ、また、教育機関に在籍がなければ不法な滞在と見なされます。

転校や編入の際は学生ビザの規定に注意

転校や編入などの場合、必ず新しく通う学校に前の教育機関から引き継いだI-20を発行してもらいます。

出席日数が足りない等の理由で通っている学校からI-20が無効とされた場合、すぐに出国する必要があります。

その場合は転校も難しくなりますので、在籍中の出席率は重要です。

学生ビザの知識を正しくもって、留学生活を楽しもう!

正しい知識で申請すれば、学生ビザの取得は難しくありません。

学生として滞在することで、しっかりとフルタイムの受講ができ、滞在期間も大きく変わってきます。長期留学の達成感は大きな自信にも繋がります。

アメリカ留学は短期、長期ともに非常に人気です。

一度、留学を終えて帰国した後でも、5か月以内であれば同じ学生ビザで再度渡航が可能です。通学する学校のI-20は改めて必要になります。

再留学する留学生も多く、5年間有効な学生ビザの取得は、将来の大きな可能性となります。

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